医療とデジタルで未来が輝く「湘南アイパーク」②
1.院内搬送ロボット
わたしは実際に導入している事例を病院現場で私は見ていまして…こりゃあ、すごい!と思っていたのです。今回は、開発者さんからのご意見を伺うことができて感激です。
▽配膳用のトレイを運ぶロボット
導入事例は国内で3例。家族が病気をしてくれたおかげで、そんな実例と出会えたんですね!
▽薬剤や手術器具を運ぶロボット
こちらは、従来あった機械に着脱式カートをプラスする仕様。エレベーターや入退室管理システムと連動し、屋内の縦横自在な移動ができるそうです。
2.医療従事者の現状に切り込む!
1年に2人ずつ身内が入院してくれているおかげで、介助する私としては
病院のさまざまな場面を見ることができたのかな…と思っています。
看護師さんの忙しい中で工夫しながら動くアクションには常に理由があるんだろうなと思っていました。
入院患者さんのお昼には、配膳の方だけでなく、看護師さんが総出で動く…ようなイメージでしたが、都内のT大学病院では、マシーンがあるおかげで廊下が静かなのです。
また、薬剤用のカートを運ぶ時、横浜のK病院では、看護師さんが身の回りの物を全て腰にぶら下げます。カートがあまりに重たいので、両手をあける必要があるのですね。
ゆっくりゆっくり運ぶ姿を見て、ああ、重たいんだな…と思っていました。
3.医療用搬送ロボットでブラックを脱出?!
開発者のおはなしでは、病院内に「運ぶ」という動作はとても多いのだそうです。
それをロボットに託すことによって、医療従事者の時間と身体への負担軽減をはかりたい、とのことでした。
医療従事者の現場改善には、まだまだ課題が残ります。ブラックな現場を
「根性論」だけで乗り切っていただくのは申し訳ないなといつも思います。
医療を進めるとともに、医療従事者を守り、支える…そんな開発が増えることを願っています。
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