1.ママ、レシピちょうだい@献立とレシピについて

1.ママ、レシピちょうだい。

成人式の前ぐらいでしょうか、長女が言いました。

 「ママのレシピをもって、お嫁に行くから、まとめといてね」

最近では、手紙を書くようなつもりでまとめています。

この記事自体も、そんなところがあります。


▼現在つかっているレシピカード(BOX保存)



2.本で調べなさい、が母の口癖。

わたし自身は母からレシピを教わったことがありません。

母の口癖は「自分で調べなさい」「本で調べなさい」

実家は『四季の味(雑誌)』はじめ、料理本の名著の山(母は全く興味なし)でした。


小学生の頃には、本を見ながら、来客料理、おせち料理、焼き菓子など、

私が作っていましたから、母の作戦は大成功ですね。



3.『お手伝い』こそ「料理はじめと料理じまい」

わたしの子ども時代は「お手伝いはなんとなく当番」でした。

当時は面倒でしたが、これが料理の基礎だったのだと思います。


ものぐさなので 私は「洗い物を減らすにはどうしたらいいか」と

逆算しながら調理するんですが、わが子に体験させなかったために

いまも彼等の「食べっぱなしやりっぱなし」と格闘しています。


古典芸能を見た時などは「終い」の美しさに感動します。

どうか、孫は「終い」が上手でありますように。


▼わたしが子どもの頃、担当した「お手伝い」。右は現在使っている道具類、古いです。


4.雑誌『四季の味』と器

 料理雑誌は購入しませんが、『四季の味』だけは一時定期購入していました。

知人が執筆していたので実家に置いてありましたが、

とにかく写真が美しく、器とあしらい、四季折々の食材をいかすレシピ、

見ているだけでも、うっとり。2019年に休刊となって、本当に残念です。



▼「四季の味」で取り上げられていた器、長くおつきあいさせていただいている先生の器、

いずれも現在 人間国宝になられています。





5.新しい料理本を買う時は…

本屋さんで料理本を見るのは大好きで、初挑戦する時はドキドキします。

わたしは、本のレシピを10品以上つくる「コンプリタイプ」なのですが、
調味料を測るようになってから

「味付けの相性がいい」本を見つけるのは楽になりました。


大喜びしたのは 青江覚峰さんの「お寺ごはん」で、

煮ものの調味料割合が、わたしと全く同じで、万歳してしまいました。



6.世界の料理本

スウェーデン大使館でのイベントに出た際、レシピ本を頂戴しました。

そのレシピの素晴らしいこと!こんなにスウェーデン料理がおいしいとは!!!

それ以降、ポルトガル、韓国…色々な国の料理に挑戦するようになりました。

とくに、韓国は米文化ですからアレンジもしやすいですね、

いまでは、どれも わがやで定番となっています。