景観まちづくりとは?
1.茅ヶ崎って「景観条例あるんだ?」
先週、市外の同級生とノミニケーションだったんですが、
素晴らしい議員さんもいらして、鎌倉で
けっこう政治色どっぷりノミニケーションでした。
鎌倉は、どうしても「景観条例」の効力が強いので、
自然にその話になったんですけど、
え?茅ヶ崎って、景観条例あるの?(あるのに、ああなの?)
みたいになり、このブログでも ご紹介した、東海大学生の
「まちづくりレポート」のお話で盛り上がりました。
2.景観とは「指標づくり」
前市長のときに、市議会が景観について一般質問を何度かかけています。
意外かもしれないんですが、野党だけでなく、与党のベテラン議員さんも、
駅前の看板の心無い状況について、一般質問してるんです。
つまり、党派を超えて、けっこう市議会が取り上げてはきてる、のですね…
市長の答弁として「景観は、見る者によって違うから、いい悪いと一概に言えない」と
いうような内容であった記憶があります。
で、そもそも そこが違ったんだな、と大反省しています。
景観とは、そもそも 人間の目で見ることでしか判断できない、
だから、まず最初に 「景観の評価をコントロール」すること
なのだと、東京大学院 堀繁教授がおっしゃってるのだそうです。
ひどく納得です。
同教授は、景観まちづくり…となると、以下の勘違いをしやすい、と。
景観勘違い=建物を立派につくる・街路樹を植える・舗装を立派にする
なので、東海大学の学生たちが「指標をつくる」ために、
「黒松の自転車サドルカバー」を提案したのは、
本当に核心をついているのだな、と感心しました。
3.「営業の自由」とぶつからないために。
選挙前の議会でも、たしか心無い看板について、議会も、地域も、行政窓口も
けっこう事業主さんと交渉してきました。
でも、ここで ぶつかるのが「営業の自由」なんですね。
権利として守られなければならないのですが、
町への尊敬というか、敬意は払うべきなのだろう、と常々思っていました。
「営業の自由」を守りながら、「景観もばっちり」であるためには…と
随分考えていたのですが、相反するように見える、この2つを
きちんと両立させて、事業主が利益を生んでいる…そんな事例をWEBで発見。
4.まちの活性化=景観まちづくり
商店会大好き組の私としては、インバウンドについて、日頃から考えています。
商店会マップを市外県外で集めて回ったり、若手のサークルにヒアリングしたり。
なんと景観まちづくりで、事業主活性化の方程式があるんですね。
売上=客数×客単価
客数=
来街者数(お店の前を通る人)
×お店への立ち寄り率
×購買者率(店内に入った人の中で物を買う人の割合)
(☆行政+お店という2倍の力で取り組める。)
☆青天井(長浜など、観光客がほぼゼロだったまちが年間数百万人となった)実例が
あるとのことで、これも 例年の国交省プレゼンなんかで、よく紹介されています。
5.なにかを創るのではなく「決める」ことから。
まちづくりや活性化を語る席(@茅ヶ崎市内)では、よく名産品をつくるとか、
モニュメントを考えたり…ってなるんですが。
まちづくり構想を図面やバースにするのがシュミな私が
近代風やら、昔風やら色々なパターンで描いてみて、気がついたこと。
茅ヶ崎から「見えるナニカ」は 富士山・えぼし岩・黒松 がいい
追加するなら…タブノキ群
なんですね。なんというか、指標として落としていくには、
東海大学の学生もそうですが、分かりやすいシンボルや色が必要で、
それを決めないことには始まらないんだそうです。
そして、大概の場合、それは。
「もともと地元にある文化的歴史的地形的なもの」
6.映える町のしかけ
決めたシンボルを「インスタ」映え…つまり
「茅ヶ崎いいな、また来たいな」まで持ってくるには
「富士山、えぼし岩、黒松(の生えている区域)を撮影できる道路やベンチ」
が必要なんだな…というのが、まちづくりのふたつめのしかけだそうです。
WEBで見て、はっとしたんですが、
道路色を白っぽくするとシンボルが映えるんですね。
▲清水寺五重塔付近
▲岡山県倉敷市
ベンチを設置する=自己領域の獲得(撮影する・食べる)
をすると、撮影する人、それから「ちょっと寄って食べてる人」が
出てくるんだそうで、町の活性化にも、それはいいな、と思いました。
その上で、世界遺産区域などで面白い画像です。
▲文化区域の「佐川急便」あえてして、のれんと同系色の自転車を走らせている。
▲コンビニが「町屋風」の区域。おしゃれで、つい立ち寄りたくなります。
以上、色々書きましたが、商店会マップをつくりたくて仕方ないワタシではありますが、その前に たくさんやることがありそうだ…と反省している今日です。
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